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父娘だからこその心地よい距離感-穏やかな父と娘の物語。

Updated: Jul 1

千木良さん父娘のエピソード


口数が少なく穏やかな父、距離が近づいたのは20代のとき

直子さんは2人兄弟の長女として、東京都に生まれました。

元気でチャキチャキと家の中を取り仕切る母とは裏腹に、理系の研究者だった父は、いつも穏やかで、子供たちを強く𠮟ることもなく、家の中の防波堤のような存在だったといいます。

「いつも優しく穏やか」だからこそ、波乱もなければお互いの領域に踏み込むこともない…

常に一定の距離感がある関係だったそうです。

転機が起きたのは、20代の頃でした。父は転勤でインディアナポリスに移住、子供たちはすでに独立していたため日本に残り、母は日本とアメリカを行ったり来たりの生活になりました。直子さんも旅行がてらインディアナポリスに行き、その際は、父と娘、二人だけの生活になることも。

口数が少なく、一定の距離を保っていた父と、2人きりの生活…どうなることやらと思っていたのもつかの間、父は娘のために一生懸命料理を作ってくれたり、様々な場所に連れていってくれたり。他の家族の前では照れくさくて見せられなかった顔も、二人きりだからこそ、率直に見せられたのかもしれません。

お父さんが焼いてくれた鮭、お酒を飲むと饒舌になる父と過ごした時間、二人にとって特別な思い出になったに違いありません。


子供が生まれて分かること、受け継がれる家族のあたたかさ

直子さんは2人の男の子に恵まれました。直子さんが結婚後選んだ新居は、実家から車で10分の距離。親子の関係も、途切れることなく続いています。

ただ、一つ子供ができて分かったこと。これまで「母=怒る人」「父=優しい人」と思ってきましたが、気づいたら直子さん自身も息子たちに対して「怒る人」に…自分自身が母親の立場になってみて、「怒る理由が分かった!怒らない立場の方がよっぽどラクだ!」と母の苦労が身に染みたそうです(笑)

しかし、そんな直子さんの夫も、父によく似た穏やかで優しい人。それぞれの家庭のあたたかさは、こうやって継承されていくのかもしれませんね。


『ディスカバーズ見守る』を通じた親子のつながり

現在82歳になる泰宏さん、アプリを使うことに抵抗はなかったのでしょうか?「私が言えば父は何でも受け入れてくれるから!」そう笑う直子さんからは、親子の強い絆が感じられます。

今回『ディスカバーズ見守る』を使ってみて、ある変化があったそうです。それは、インディアナポリス時代以来、久しぶりに父娘2人のつながりができたこと。これまで、日常的な連絡はどうしても、母娘になりがちだったそうですが、このアプリを入れて父娘で連携してみたところ、父からよくLINEが来るようになったそうです。

「今日はXX歩も歩いた!直子は全然歩いてないなぁ~」など、たわいもないやり取り。

「お父さん、そんなに歩いたの!?すごいじゃない!」そう言うわれることが嬉しそうな父。

どうしても距離が出来てしまいがちな父と娘の間に、「歩く」という共通話題ができたことで、また少しだけ、距離が縮まったようです。


堀添(千木良)直子さん(娘)

結婚以来、ずっと共働きで実家の両親に手伝ってもらいつつリクルートなどで働く。現在は共働きコミュニティ(https://ikumado.net)を運営しつつ、コミュニティでの複業ビジネスで株式会社COEOを創業。趣味はスカッシュとゴルフ。両親と夫とゴルフにいくことも。50歳。息子は17歳、14歳。



千木良泰宏さん(父)

趣味は釣りとゴルフ。特にアユ釣りが好きで、釣れすぎたときには小料理屋に売るほどの実力。実家リビングで釣りの仕掛けをつくって妻に嫌がられている。79歳。


今回お話を伺いながら、改めてお父さんとの思い出を振り返っていた直子さん、

「あんなことあったなぁ、お父さんももうそんな歳なんだなぁ…」と感慨深そうに、そして、おそらくお父さん譲りの穏やかな優しい表情で語っていたのが印象的でした。

いつまでも、この穏やかな親子のつながりが続きますように。

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